体外受精を決めた時、
主治医と採卵までのスケージュールを立てるのですが
その中で私が1番辛かったのが毎日通う注射でした。
筋肉注射だけでも痛いのに、注射の期間は
卵子の大きさ等の都合で1週間から2週間と幅がある。
そして、期間が長い・・・。
それが終わるとその成長した卵子を
採卵日まで排卵させないように更に注射を打ちます。
採卵までは、きっとこの筋肉注射が
皆さんにとって最初の難関なのだと思います。
体外受精時の排卵前に行う準備
体外受精が決まり、卵胞の様子と周期を確認後、採卵までのスケジュールに合わせて、
卵子をしっかりと育てるため、排卵誘発剤や促進剤などのお薬を使います。
また、採卵前に、卵子が排卵してしまわないように、排卵抑制のお薬も使います。
お薬は、飲み薬、点鼻薬、そして、注射です。
人工授精の時に、HMGなどの注射をされた方も多いかと思いますが
あのような痛みを伴う注射を毎日行うことになります。
自己注射か、病院で打つかの選択
採卵の時に、なるべくいい状態でたくさんの卵を採取したいので、
卵胞の発育を調整する注射は必須です。
でも、この注射・・・毎日なんですよねぇ。
お仕事をしながらだと、注射に通う事が難しい・・。そんな方は、シャーペンのような形の注射器で自己注射する事になります。
結構簡単で、旦那さんにやってもらう方も多いと言いますが、私は怖くてやはり病院へ通う選択をしました。
お勤めの方が、筋肉注射を毎日打つためのコツ
筋肉注射を自分でする勇気がない・・・方は、
病院に通うのですが、これがお仕事をしている人にはかなりのネックになります。
お仕事をしていると、治療のため、病院に行くだけでも言い難いのに、更に毎日となるとげんなりしてしまいますよね。
そこで私は不妊治療に通っている病院に相談して、注射だけ会社の近くの婦人科で受けれるようにして貰いました。
もちろん指示書を何日かに1回、不妊治療の病院に取りにいきそれを持って
また会社の近くの婦人科に注射を打ちに行くのです。
これだと昼休みを15分早目にとらせて貰うだけでも余裕でした。
もちろん早目に取らせて貰うので、注射が終わるとすぐに会社に帰り、
その期間はお昼ご飯抜きになりましたが・・・。
と・・とにかく注射が痛い!
とにかく痛い(痛がりなんですー!)そして液が硬いのでしっかり揉まないと、
硬くなってしばらくしこりになります。
会社の合間に行っている自分にはそんな時間ありませんでしたが、時間のある人は可能な限り揉んで下さい!
しかも、何日も通うので、右肩、左肩、右のお尻、左のお尻と、場所を変えてしていても、痛みは残ります。
まだしこりの残った痛みのある所に更に筋肉注射をブスリ・・・。
余計にしこりができて、熱まで持ってしまうけどそれしかないのでしょうがなく受けていると
その4箇所がボッコボコになってしまいまるでDVを受けた人のよう・・・(笑)
さらに、卵子の成長が悪いとその液が増える、恐怖のオプションつきです。
ただね、これ、出産の痛みや赤ちゃんに会える事を考えると
我慢できるのが女の強いところ。
「終わりはある!」と信じて頑張って下さい。
治療は辛い事ばかりですが、きっと赤ちゃんが来てくれるという思いが、この辛さの支えになってくれますよ♪
おわりに
体外受精は、やはり長い期間、お薬を使う事になります。
強いお薬も、弱いお薬も使って、卵子を育て、抑制し、採卵します。
子宮や卵巣は、そのお薬の影響で、とても敏感になっていますので、
採卵後は少し子宮をお休みさせる方が、着床率もあがります。
その間、受精卵は、凍結させています。
この凍結胚を、子宮に戻す方が、妊娠率がぐっと上がるとの研究結果がでています。
さて、このような辛い注射を毎日打っても、卵子が1個しか育たなかった・・という方も多いのが現実。
卵子が多ければ多いほど、妊娠の可能性が高まりますが、
妊娠出来るかどうか、妊娠を継続できるかどうかは、卵子の質が最も重要です。
体外受精をされる方も、されない方も、食事に気を付けて、必要な栄養素をとり、適度な運動、生活習慣、添加物の摂取を控える等、
卵子の質を保つ活動は、日々行うようにしたいものです♪
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