子宮内膜症さんが妊娠するために行った授かり体質になる５つのこと

子宮内膜症と不妊の関係はハッキリと解明されていませんが、
不妊に悩んでいる人の２割～４割は子宮内膜症を患っているというデータがあります。
もちろん、子宮内膜症があるからといって妊娠できないわけではありませんが、
病気がない人と比べた場合はやはり妊娠し辛く、計画通りに妊活が進まないというのが現実的な問題です。

今日は、子宮内膜症さんが、いち早く妊娠を望む場合に実践して効果的だった５つの方法を紹介します。

１　食生活の改善

まずは基本的なことですが、食生活の改善です。コレ、ホントに大事！

「自分が口に入れたもので体は作られていく」と言っても過言ではないほど「食事」はとても重要なものです。

規則正しく、バランス良くというのは鉄則ですが、
妊娠しやすい体を作るためにオススメなのは、
玄米、胚芽米やいも類などタンパク質、ミネラル、植物繊維などが多く含まれる炭水化物、
乳製品に多く含まれるカルシウム、鉄分を多く含む食べ物です。

炭水化物は規則的な排卵を起こす作用、乳製品には正常な排卵を促す作用、
鉄分には粘膜を作る作用があり、着床しやすくなる子宮環境を作ると言われています。
またビタミン群を採り入れることにより体内環境が大きく改善します。

ここで大切なことは、「質の良いものを選ぶ」ことです。
若いときには気にしなかった、油で揚げたお菓子類やトランス脂肪酸が含まれているものは避け、
添加物が含まれていない食品に意識して変えていきましょう。

２　サプリ類を採り入れてみる

補助として、また体質改善のひとつとして今や一般的となっているサプリ類ですが、
その中でも,

子宮内膜症さんが妊娠しやすい体内環境を、整えるのを助けてくれる心強いものがあります。

まずは「葉酸」です。

妊活中～産後は葉酸が不可欠

昔は妊娠後に取ると胎児の障害を防ぐと言われていたものですが、
皮膚粘膜の強化や体の成長を促す働きがあり、
赤血球を作るビタミンでもありますので妊娠前から飲むのが効果的だと、厚生労働省も推奨しています。

妊娠超初期段階では、脊髄や脳を作るためにとても重要な栄養素です。

不足すると、神経管閉鎖障害の発症リスクを高めると言われています。
「ビタミンＣ」は体を錆びさせる原因を作る活性酸素を防ぐ抗酸化作用があり、
鉄分の吸収を良くしてくれる働きがあります。
私が妊活で飲んでいた葉酸サプリはコレ！！

葉酸はコチラの記事もどうぞ

なぜ妊活に葉酸が必要？厚生労働省が葉酸を薦めるワケ

妊活しようと思ったその日から飲み始めて欲しいのが「葉酸」です。妊活中～妊娠初期の女性にとって、とても大切で身近な栄養素、葉酸。妊...

35歳からの妊活ラボ

ビタミンEの大切さ

同じく「ビタミンＥ」も、活性酸素を除去し、
体を若々しく保ってくれる作用があります。血液の循環を良くするので冷え性にも効果的で、
黄体ホルモンの原料となるものですので子宮内膜の質を良くし、妊娠率が上がるとも言われています。
その他にも新陳代謝を良くし、自律神経のバランスを整える働きのある「ローヤルゼリー」、

女性ホルモンと同じ植物性エストロゲンが多く含まれ卵胞をしっかり育ててくれると言われる「ザクロ」、
ミネラルが多く含まれ抗酸化作用が高く、ノンカフェインの「ルイボスティー」など、
良いとされるものはたくさんありますので自分に合うものを見つけて試してみることがオススメです。

3か月で授かると評判のザクロを見てみる

３　漢方薬で体質改善

漢方薬は健康食品とは違い、体に効くといわれている生薬を何種類もブレンドしたもので、
バランスが崩れている心身を整える体質改善のための薬です。
子宮内膜症さんは西洋薬と漢方薬を上手に併用すると良いでしょう。

漢方薬は個人の体質によって選択肢が変わってきますが、一般的によく効くと言われて、
排卵を正常化する作用があるのが「芍薬甘草湯」です。
「桂枝茯苓丸」にはチョコレート脳腫を小さくする効果があり、卵巣機能を活性化してくれます。

生理不順や生理痛には「加味逍遥散」が効果的で、
こちらのふたつは月経前緊張症（ＰＭＳ）にも良いとされていますので、
漢方薬を取り入れている病院や専門の薬局に相談し、自身に合うものを飲んでみてください。

４　ストレスフリーな時間

不妊に悩んでいる人は、周囲の何気ない一言に深く傷つけられた経験が多くあるのではないでしょうか？
「子どもはまだなの？」という質問がグサリと胸に突き刺さったり、
思い切って悩みを相談した親しい友達や親でさえ、無神経な言葉を発したり、
悪意がないからこそ感情を抑えその場を耐え忍ぶ、辛い時間を経験します。

芸能人のおめでたのニュースでさえ耳を塞ぎたくなりますね。
しかし、ストレスはいちばんの敵なのです！

ストレスを抱えた子宮環境が良い状態でないことは、容易にわかることでしょう。
ネットを開けば同じ悩みを抱えた仲間はたくさんいますし、病院も強い味方です。

「出来ることはすべてしている！」そう割り切って、妊活から思考を切り離す時間を作り、
思い切り楽しんでください！未来の不安より、自分の人生でいちばん若い「今」を大事に使いましょう！