手や足先が冷たくなって痛い!われこそが一番重症の冷え性だ!と思ってる方も居るかも知れませんが、冷え性で一番重症なのは「冷えのぼせ」なのです。
寝る前に足の裏が暑くなって眠れない方も予備軍ですよ。
■冷えのぼせって?
冷え性の3人に1人は冷えのぼせの症状が出ている位、冷えの王様、冷えのぼせ。
手足は寒くて冷たいのに、顔だけポーっと熱くなりほっぺたが赤くなる事を冷えのぼせと言います。
更年期でも有名な症状ですが、若い方、そして妊活世代にもとても多く見られます。
春や秋などの気温が激しく変わって行く時に、出やすいのが特徴です。
寝ている時に起きたら汗だくだったと言うのも、寝ている間に冷えのぼせが起こった証拠です。
冷えているのに、寒いのに、顔が熱くなって頭がぼーっとしたりしてませんか?
■自律神経から来る冷え症
一昔前は、原因不明なものはすぐに自律神経と言われていましたよね。
自律神経は、実に身体のさまざまな器官に影響されていて、それが狂う為に冷え症になったりします。
生理不順を起こしたり、冷え性を起こしたりと、妊娠から遠ざかるような症状ばかりを引き起こしてしまいますので、自律神経を整えると冷え症、生理等が整ってきて妊娠しやすくなります。
身体を温めると自律神経が整うともいいますので、冷えと自律神経はとても密接な関係にあります。
寒い時期に肩をすくめる事で、肩こりが発生、肩周りの血流の流れの滞りから自律神経が乱れてしまう方も多いのです。
■冷えのぼせと睡眠
冷えのぼせの人は、実は睡眠もしっかり取れていない事があります。
布団に入ってもなかなか寝付けなかったり、寝ても途中で目が覚めたり、朝早くに目が覚めたりと睡眠にも影響してしまいます。
寝る前の、スマートフォンやTVなどはなるべく避け、寝る1時間前には、照明を落とし、身体に寝る準備をしてあげると熟睡できますよ。
■冷えのぼせの対処法
冷えのぼせが起きたら、首の後ろを温めると症状が出にくくなります。
首の後ろには太い血管が通っていますので、そこを温める事で血流を良くする事が出来るのです。
もちろんこれは一時的な対処法ですので、しっかり根本から治して行く事が一番重要になります。
子どもの頃、冬に暖房をガンガンかけた部屋に入るとしばらくして足先は冷たいままなのに、顔が真っ赤になって頭がボーっとしてませんでしたか?
子どもも自律神経がしっかり出来ていないので、同じような症状が出るのです。
大人になって、再度また自律神経が乱れるのは生活習慣等が原因と言えるでしょう。
妊活にもっとも大切なことは、日々の生活を見直し改善すること。
生活の見直しが冷えや老廃物をため込まない体質となり、妊娠しやすい状態へ自然と体が整っていくのです。
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