乳がん検診いくらかかる?妊活さんには検査必須の乳がん検診と、その費用について

先日ですが、知人に乳がんが見つかりました。

乳がん検診などした事ない子で、独身ですが「早く子どもが欲しい~。」と常に言っている子でした。

見つけた時にはかなり大きくなっていて、転移こそしてなかったのですが・・・彼女のショックは、かける言葉も見つからないほどのものでした。

 

乳がんで手術するとなると

ステージにもよりますが、その後の抗がん剤治療などの関係で「生理が止まる」のです。

生理が止まるだけではなくそのまま閉経してしまったり、自然妊娠では妊娠しにくくなったりするのです。

なので、独身ですが先生や看護婦さんに何度も、卵子の冷凍保存を進められました。

子どもが欲しいその子は、迷わず卵子の冷凍保存を選びましたが、ステージによってはその時間がない人も居ると聞きます。

手術する前に卵子を取っておかないと、手術後には放射線治療、抗がん剤治療が始まり卵子にも影響があるかも知れないからです。

 

何年もかかる術後の治療

ステージが進行してからの発見だと何年も治療していかなければなりません。

しかし、早期発見であればその日で帰るような気軽な手術だけだったのに・・・。

 

治療はがん細胞だけでなく、いい細胞も殺してしまいます。

すると髪の毛が抜けるだけではなく、感染病にかかりやすくなったりもします。

その間生理もありません。

 

しかし、これから希望を持って当たり前に生きる為の治療です。

その治療が終われば、もちろん先に冷凍保存していた卵子で体外受精する事も可能です。

何年も前の卵子なので当然若い卵子なので、妊娠もしやすいと思います。

なのでもし、手術となっても例え使わないかも知れなくても先に卵子を取っておくといいと私は思います。

 

私も聞いた時にショックだったのですが、今は卵子の冷凍保存という希望を持てる選択があって本当に良かったと思います。

 

が、

 

早期発見で乳がんが見つかっていれば大事にもなっていないし、ここまで辛い治療をする事もなかったと思います。

周りの人にも言っていますが、年に一度だけでも乳がん検診をする事を心からお勧めします。

 

乳がんの検査ってどんなこと?

乳がんは今、非常に多くの人が診断されています。

その数なんと一年に4万人・・・しかし殆どの人が早期発見で完全に治っているのが現状です。

恥ずかしいと言わずに、是非乳がんの検査を気軽に受けて欲しいです。

 

乳がんの検査

乳がんの検査は色んな角度から検査できます。

■触診

■マンモグラフィ

■自分で行うセルフチェックなどです。

 

特に今お勧めされているのは、マンモグラフィです。

おっぱいを挟んで色んな角度から、レントゲンのように、撮影するのですが、挟む事によってより正確な影を見つけることが出来ます。

ただし、昨今このマンモグラフィの意外な落とし穴で、検査を受けるのは危険ではないか?

との研究結果が報告されています。

その理由は、マンモグラフィ検査で身体に受ける放射線量です。

通常のレントゲンよりも多くの放射線を受けるので、その影響で逆に癌を作り出してしまうのではないか?

という事です。

 

マンモグラフィを受ける方は、乳腺が発達している20代ではあまりおススメできません。超音波で十分だという報告もあります。

また、家系に乳がんの方がいる場合もマンモグラフィをおススメできません。

 

若い方で乳腺が詰まっていると、マンモグラフィは強い痛みを伴います。

やはり若い方は超音波検査と、触診、自分でのセルフチェックで様子を見る事をおススメします。

 

もちろん、乳頭から血が出るとか、しこりがある、乳房にへこみがあるなど異変が見られるときは

癌の進行が疑われますので、早急に乳がん専門病院へ行かれて下さい!

 

セルフチェックでは、毎月の決まった日にちに、自分で隈なくしこりがないのかチェックする事をおススメします☆

 

乳がんの検査費用

これも子宮がん検査と同じで、二年に一度無料ではないのですが

自治体から、乳がん検査で使えるクーポンを発行しています。

 

金額は各自治体により、ばらつきがありますが、無料~3000円までといった感じです。

検査を受ける病院は、各自治体が特定している場合もありますので、自治体と、病院へ確認してみましょう。

 

またお勤めの方は、お持ちの保険証によって会社負担になる所もあります。

会社で行われる健康診断の際には、出来る限り同時に、乳がん検査も受けるようにしてください。

費の場合、乳がんの検査だけで病院に行くと子宮がんの検査と同じように値段が高い場合があります。

通っている婦人科で行っている場合もありますので、一度確認してみてくださいね。

 

おわりに

健康診断で受ける乳がん検診は、毎日多くの検査をこなし、たくさんの人を見ています。

 

健康診断で、乳がんが見つかる事も多いのですが、実はそれは、「疑い」という意味で、

実際はもっと詳しく検査を行わないと、良性か、悪性かわからないのです。

 

うちの母も今年、毎年の健康診断で「乳がんの疑い」があり、再検査をすることになりました。

大きな大学病院で、さらに検査をすると、乳がんではありませんでした。

 

健康診断を受けることがまず大事。でも、そこで「乳がんの疑い」と診断されてしまっても、

ただの偽陽性かもしれません。

それほど、小さな乳がんは、見つけにくく、判断がしにくいとも言えます。

 

乳がんは最近、遺伝だけではなく生活習慣から多くの影響を受けています。

後悔してからでは遅いので、積極的に早期発見をめざし、検診を受けていきましょう。

 

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